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2019年の週間予報が出揃いました。12月は活動が控えめだった冬将軍ですが、大みそかから年を越して力を発揮しそうです。

クリスマス 西から天気 下り坂

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あす25日のクリスマスは、大陸からのびる前線上に低気圧が発生。また東北付近を低気圧が通過するでしょう。

【前線上の低気圧】夜は九州に接近

九州は昼頃から南部に雨雲がかかり、北部も次第に雨が降りだすでしょう。暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になります。局地的に雷が鳴ったり、ザッと強く降るでしょう。中国・四国も午後は雲が増えてきて、夜は雨の降る所がありそうです。

【東北に近づく低気圧】

東北北部と北海道の南西部を中心に、午後は雪が降るでしょう。風が強まって、ふぶく所もありそうです。夜にはやんできますが、山沿いを中心に積雪が増えるでしょう。

【高気圧圏内】

近畿から関東は晴れて、クリスマスのお出かけが楽しめそうです。ただ、関東は沿岸部ほど雲が出やすく、昼間の気温の上がり方は鈍いでしょう。最高気温は10度くらいと寒くなりますので、服装選びにご注意下さい。

27日と31日は寒気流入

低気圧が通過した後は冬型の気圧配置に変わり、上空には寒気が流れ込むでしょう。

【木曜日は広く雨に】

26日(木)は本州付近を低気圧が通過して、広い範囲で雨が降るでしょう。低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込むため、雨でも気温は高くなりそうです。最高気温は、九州から近畿では15度前後、北陸は10度を超える所も多い見込みです。雪が積もっている地域では屋根から落ちる雪や雪崩にご注意下さい。

【寒気流入のタイミング】

27日(金)と31日(火)は冬型の気圧配置に変わり、冷たい空気が流れ込みます。

31日の大みそかの方が強い寒気となる予想で、北海道と東北だけでなく、北陸まで雪の範囲が広がりそうです。太平洋側も雪雲の流れ込む所があるでしょう。年末の寒気は日本で年越しをする予想で、力を蓄えた冬将軍が本領を発揮します。年末年始のお休みの期間にあたり、天気や寒さが気になる時期です。tenki.jpでこまめに天気予報を確認して下さい。