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あす日曜日は、本州の南岸を低気圧が通過する見込みです。関東地方も午後は南部で雨が降りだし、次第に雨の範囲が広がるでしょう。冷たい空気がたまっているため、融けずに雪のまま地上に落ちてくる所がありそう。平野部で積もる心配はないですが、標高の高い山は、あさって月曜日の朝には白く雪化粧しているでしょう。

午後は南部を中心に雨 山沿いは雪に

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あす日曜日は冬至です。冬至は一年で最も太陽が顔をだす時間が短い一日。東京都心の日の出は午前6時47分。一方、日没は午後4時32分で、太陽がでている時間は10時間に届きません。

ただ、関東では日の出も日没も見ることは難しそうです。あすは、本州の南岸に前線が伸び、前線上を低気圧が東に進む見通しです。このため、関東は朝から雲が多く、すっきりしない天気でしょう。最高気温はきょうと同じくらいで寒いでしょう。各地で10度前後と平年並みかやや低く、コートやマフラーが手放せない一日となりそうです。低気圧が近づくにつれて、午後は南部の沿岸部から雨が降りだすでしょう。夕方以降は次第に雨の範囲が広がり、夜になると南部を中心に傘の必要な所が多くなりそうです。

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このとき、降るものが雨ではなく雪となる所がありそうです。22日の夜、関東地方の上空1500m付近の気温は0度くらいの予想で、この高さの寒気は強くありません。ただ、上空1500mより下の層には冷たい空気がたまっているため、融け切らずに一部が雪として地上まで落ちてくる可能性があります。平地で雪が積もる心配はありませんが、今シーズン初めて、雪やみぞれの降る所もあるでしょう。秩父や奥多摩では、うっすらと積もる所がありそうです。また、標高の高い山は雪が降るため、あさって月曜日の朝には白く雪化粧している様子が見られるかもしれません。