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年末年始は強い寒気が流れ込み、北海道や東北では太平洋側でも雪の降る所があるでしょう。寒気の流れ込みは東北付近まで。近畿から九州、沖縄では気温は平年より高めで経過しそうです。

年末年始は寒気襲来 北海道や東北の雪不足解消か

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19日(木)に気象庁から発表された1か月予報によると、27日(金)ごろにかけて、冬型の気圧配置は弱い見込みです。低気圧や前線の影響を受けやすく、北海道から九州の太平洋側では、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。12月28日から1月3日(年末年始)は、北日本を中心に強い冬型の気圧配置になる見込みです。北海道や東北では、日本海側だけでなく、太平洋側でも曇りや雪の降る所があるでしょう。移動の多くなる時期に、交通機関に影響が出る可能性があります。とはいえ、19日(木)現在、積雪の深さの平年比は40パーセント以下の所がほとんどです。年末年始に予想される寒気の影響で、ふぶいて視界不良などに注意が必要ではありますが、スキー場などでは雪不足が少しでも解消される可能性があります。

東日本~西日本への寒気の影響は?

今のところ、年末年始に予想される寒気の南下は、東北付近まで。関東から西は、この時期としては暖かい空気に覆われやすいでしょう。近畿から九州、沖縄は、例年ほどの寒さはない見込みです。近畿から九州の太平洋側では、低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べ晴れる日が少ないでしょう。

1月4日以降 冬らしくなる

1月4日から17日にかけては、日本付近への寒気の南下が持続しやすく、日本付近は平年と同様に冬型の気圧配置になることが多くなる見込みです。近畿から九州、沖縄の平均気温は平年並みか高い予想ではありますが、季節風が吹く日が多くなるでしょう。天気は冬らしく、平年と同様に、北海道から九州の日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側は晴れる日が多くなる見込みです。