メイン画像
メイン画像

本州には前線を伴った低気圧が近づいています。このため、東北や北陸では、広い範囲で雨や雪が降り、雷が鳴っている所も。落雷や急な強い雨・雪に注意が必要です。また、寒冷前線の通過後は、一時的ではありますが、寒気が流れ込む予想です。今夜から明日朝にかけて、北陸や長野県中部でも雪が降る可能性があります。

活発な雨雲が接近 秋田市では12月としては記録的な降水量を観測

きょう(14日)、日本海には前線を伴った低気圧があります。このため、日本海上や東北地方には活発な雷雲が連なっており、海上が中心ですが落雷が観測されています。すでに活発な雨雲がかかっている秋田市では、きょう正午までの24時間に59.0ミリの降水量を観測しました。これは、12月としては1950年の統計開始以来、2番目に多い記録です。秋田県内では大雨警報が発表されている地域があり、土砂災害に警戒が必要です。

低気圧や前線は東へ進むため、東北や北陸を中心に雨や雪が降り、雷を伴って雨脚が強まる所がある予想です。東北や北陸では落雷や急な強い雨・雪に注意してください。

寒気流入 明日朝にかけて、北陸や長野中部でも雪の可能性

画像B
画像B

低気圧や前線が通過した後は、一時的に寒気が流れ込む予想です。明日の朝にかけて、東北では広い範囲で雪が降り、日本海側ではふぶく所もあるでしょう。北陸は雨ですが、山沿いを中心に雪の所がありそうです。また、今夜から明日の朝にかけては、長野県内にも雪雲が流れ込み、長野中部など、これまであまり雪の降っていない地域でも雪が降る可能性があります。雪が降るのは一時的ですが、明日の朝は路面が凍結している恐れがあり、車の運転には十分な注意が必要です。