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けさの中国地方は、広島、島根、山口で今季一番の冷え込みになりました。松江では、中国地方で今季初の「初氷」「初霜」の観測となりました。

内陸部は氷点下の冷え込みに

中国地方は9日朝にかけて放射冷却現象が強まり、西部を中心に今季一番の冷え込みとなりました。一番低かったのは、広島県の庄原市高野で-5.4度(今季最低)となるなど、内陸部では氷点下の冷え込みになった所が多くなりました。沿岸部でも3度前後の所が多く、松江では初氷(平年より7日遅く、昨年より1日早い)、初霜(平年より17日遅く、昨年より1日早い)の観測となりました。

あす以降、山陰の冷え込みは弱まる

向こう一週間は、山陽では晴れる日が多くなりますが、山陰は雲が広がりやすく雨の降る日もある見込みです。このため、山陽は放射冷却現象が強まりやすく、朝は冷え込むでしょう。一方、山陰は冷え込みが弱まりそうです。また、日中の最高気温は15度前後になる日が多く、20度近くになる日もある見込みです。11月中旬から下旬並みの暖かさが戻り、比較的過ごしやすいでしょう。