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今週後半はこの時期としては強い寒気の影響で、日本海側では積雪が急増。太平洋側も厳しい寒さとなりました。来週は一転して、高温傾向になりそうです。

真冬並みの寒さ

今週後半はこの時期としては強い寒気が流れ込み、北海道や東北の日本海側では積雪が一気に増えました。6日(金)には山形県大蔵村肘折で全国で今シーズン初めて、積雪が1メートルに達しましたし、金沢や松江、鳥取など北陸や山陰でも初雪が観測されました。また、7日(土)は関東でも冷たい雨が降り、厳しい寒さに見舞われました。横浜では明け方に初雪を観測。東京都心などでも日中の気温が5度前後で経過して、真冬並みの寒さとなりました。

来週は一転して、高温傾向

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来週は一転して、暖気が流れ込み、高温傾向になるでしょう。気象庁は5日(木)に「高温に関する早期天候情報」を発表。北海道から四国、中国は11日(水)頃から、九州南部や沖縄、奄美は13日(金)頃から、九州北部は14日(土)頃からかなりの高温になる可能性があります。北海道や東北の寒さも和らぐ日があり、東京や名古屋、大阪など関東以西では最高気温が15度を上回る日が増えるでしょう。日中は厚手のニットにダウンコートなど真冬の装いだと、暑いと感じられることも。服装選びにお気をつけ下さい。

来週、広く天気が崩れるのは、前線を伴った低気圧が日本付近を通過する10日(火)から11日(水)にかけてです。暖気が流れ込むため、気温は高めでしょう。北海道や東北でも日中は広くプラスの気温で、雪ではなく雨で降る所が多くなりそうです。積もった雪がとけて、足元が悪くなることもありそうです。関東以西も太平洋側を中心に雨が降りますが、7日(土)のような冷たい雨にはならないでしょう。

向こう1か月も高温傾向 寒暖差には注意

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最新の長期予報でもこの先1か月は寒気の影響は弱く、全国的に気温は平年より高くなる見込みです。やはり暖冬予想です。年明けにかけて、平年よりは厳しい寒さの日は少ないでしょう。ただ、毎日、暖かい日が続くわけではありません。時には、今週後半のように寒気が流れ込み、急に寒くなることもありそうです。気温のアップダウンが大きくなって、体に負担がかかることも。体調管理には十分注意が必要です。