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きょう2日、関東では昼過ぎにいったん雨がやみ、空に虹の橋がかかりました。ただ、その後に何とも珍しい光景が見られました。

雨上がりの空に虹

きょう2日、関東では朝から断続的に雨が降り、昼前から所々で激しい雨が降りました。ただ、都心周辺では午後2時ごろにいったん雨がやみ、きれいな虹がかかりました。上の写真は、皇居東御苑から撮影された虹です。東京湾周辺で降っていた雨粒に西から差し込む光が屈折してできたものです。

都内で気温に大きな違いが

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この虹の写真が撮影されたころ、都心周辺は暖かい空気に包まれており、午後2時40分の都心の気温は16.0℃でした。一方、同じ時間の練馬の気温は10.4℃で冷たい北よりの風が吹いていました。この2地点の間にある池袋のサンシャイン60周辺は、ちょうど暖かい空気と冷たい空気の境目でした。

雲で空気の境目が分かる?

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池袋のサンシャイン60から空を見ると、暖かく湿った空気(写真右側)の中、冷たい空気が西(写真左側)から流れ込んできて、その境目で雲が沸き立ちました。この後、この厚い雲の塊があっという間に池袋周辺にも押し寄せて、冷たい空気に包まれました。都心でも冷たい空気が入って、午後4時の気温は10.8℃と一気に下がりました。都心や千葉県など、いったん気温が上がったところも、今夜は冷えそうです。