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28日、札幌管区気象台は北海道の1か月予報を発表しました。向こう1か月の平均気温は平年並みか高い予想ですが、強い寒気と季節逆戻りの暖気が交互に入るため、数日周期で気温が大きく変動するでしょう。降水量は、太平洋側で平年並みか多く、日本海側とオホーツク海側で平年並みか少ないでしょう。日照時間は日本海側で多く、オホーツク海側は平年並みか多く、太平洋側で平年並みか少ない見込みです。

札幌で今季初の真冬日!? あの室蘭も

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本日28日15時までの最高気温は、広い範囲で氷点下となっており、このまま気温が0度未満のままで経過すると、道内173の気温観測点のうち、116地点で真冬日となる見込みです。また、札幌や室蘭など南西部を中心に51の地点で今季初の真冬日となりそうです。札幌では、11月下旬にたびたび真冬日となることがありますが、室蘭は12月に入ってからということが多いため、この時期としては珍しい寒さとなります。

このまま真冬になるの?・・・

今日28日は厳しい寒さとなった北海道ですが、この先は数日の周期で気温の変動が大きくなる見込みです。12月1日(日)頃にかけていったん気温が高くなり、寒さの和らぐ所が多くなりますが、12月4日(水)頃から再び真冬の寒さと雪の降り方となる予想です。ところが、12月中旬から冬型の気圧配置が弱く、気圧の谷の影響を受けやすくなるため、気温は高めとなり、日本海側やオホーツク海側では雪の降る日が平年より少なくなるでしょう。12月にかけては、冬将軍が行ったり来たりを繰り返すため、気温や天気の変動が大きくなります。体調管理などに注意して下さい。