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今日(23日)の北海道付近は、高気圧の張り出しの中となり、気温も上昇しています。15時までの最高気温は江差で14.2度、札幌は13.0度まで上がり、全般に11月上旬並みの暖かさとなっています。明日(24日)は今日よりさらに気温の上がる所が多く、季節外れの暖かさとなる所も出てきそうです。

およそ10日ぶりの暖かさに

今日は、高気圧からの南風が北海道付近に流れ込んでいるため、南西部を中心に気温が上がっています。道北の内陸などで5度くらいの所がある他は、広く10度前後で、札幌周辺や道南では13度を超えている所も見られます。札幌の最高気温は13.0度で、ここまで上がったのは今月14日以来、約10日ぶりとなります。風はやや強く吹いている所もありますが、日差しの下では冬物のコートを着ていると汗ばむくらいの陽気となっています。また、札幌市内でもここ数日続いていたつるつる路面はほとんど解消され、日陰など雪が解けにくい所でもアスファルトの見えている所が多くなっています。しかし、旭川など道北の内陸ではまだ積雪があり、朝晩は氷点下となる所もあるため、明日も朝にかけては橋の上や日陰などで凍結する可能性があります。引き続き路面状況の変化に注意が必要です。

明日も気温上昇 札幌は10年に一度の暖かさか?

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明日は前線や低気圧を含む気圧の谷の中に入り、上空の暖気はさらに強まります。今日よりも気温の上がる所が多くなるでしょう。各地とも13度前後となり、1カ月ほど前の暖かさとなる見通しです。札幌では今日より2度高い15度の予想で、11月下旬に最高気温が15度以上となれば2010年以来9年ぶりのこととなります。2000年以降で見ても、2度しかないような記録的な暖かさとなります。最近の寒さで薄手のコートをしまった方も多いかもしれませんが、明日は季節外れの暖かさで、再び秋物のコートが必要なくらいの気温となりそうです。

午後は傘の必要な所も

一方、天気は今日のような青空は期待できず、雲が主体となります。南西部などで晴れ間の出る程度で、広く雲に覆われる見込みです。午後を中心に道北や道東の一部で雨の降る所があるでしょう。雨の量は多くなりませんが、外出には急な雨に備えて折り畳みの傘などがあるとよさそうです。