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きょう19日は冬型の気圧配置で全国的に季節風が強まっています。衛星画像では、日本海や東シナ海に冬の時期によく現れる筋状の雲が見られます。

北海道では最大瞬間風速20メートル超える

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きょう19日、日本付近は冬型の気圧配置で、全国的に季節風が強まっています。特に北海道で強く、えりも岬の最大瞬間風速は28.9メートルを観測しました。そのほか浦河町、宗谷岬でも最大瞬間風速20メートルを超えるほどの風が吹いています。強い寒気が流れ込み、北海道の日本海側では広く雪、東北の日本海側や北陸でも標高の高い所など所々で雪が降っていて、ふぶいている所もあります。

日本海側には筋状の雲

衛星画像を見てみると、日本海や東シナ海に冬の時期によく現れる筋状の雲が見られます。比較的暖かな日本海の海上を大陸からの冷たく乾いた季節風が渡る際に発生するものです。寒気の流れ込みが強いほど、衛星画像では筋状の雲がはっきりと見られ、日本海側に雪を降らせます。
あすにかけても日本海や東シナ海には筋状の雲が広がるでしょう。北海道や東北の日本海側を中心に雪が降り、西よりの風が強く吹いて、ふぶく所もありそうです。猛ふぶきや吹き溜まりによる交通機関への影響へ警戒してください。