メイン画像
メイン画像

きょう(16日)、池袋にあるサンシャイン60からは、ダイヤモンド富士を見ることができました。ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂と太陽が重なり、ダイヤモンドのように輝いて見える現象です。

きょうが最接近

画像A
画像A

きょう(16日)の関東地方は高気圧に覆われてスッキリと晴れました。日没間近、東京池袋にあるサンシャイン60からは、富士山の山頂と太陽が重なるダイヤモンド富士を望むことができました。
ここ数日、晴れた日には富士山と夕陽が重なって見えていましたが、きょうが富士山の山頂に最も接近したと見られます。

ダイヤモンド富士鑑賞 チャンスは年2回

ダイヤモンド富士は、朝陽や夕陽が富士山の山頂と重なり、ダイヤモンドのように輝いて見える現象です。太陽は東から昇り、西に沈んでいきますが、暦によって昇ったり、沈んだりする方位が変動します。例えば、夏至ごろは真東・真西よりも北よりを通ります。冬至が近づくにつれてその位置が南よりにずれていき、ちょうど富士山と重なる時期に晴れて見通しが良くなると、ダイヤモンド富士が見えるということになります。
次回、ダイヤモンド富士が見えるチャンスは、太陽の沈む位置が南から北にずれていくタイミングで、サンシャイン60からは来年の1月になる見込みです。
※記事の一部を修正しました。