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週末は関東から西は晴天が続き、日曜の「祝賀御列の儀」も穏やかに晴れそう。全国的にこの時期らしい寒さで、紅葉の色づきが進むが、早めの七五三など、お出かけは暖かくして。北海道は土曜まで断続的に雪が降るので、積雪による路面の凍結にも注意。

土曜日 広く晴れるが 北海道は積雪が増えそう

土曜日は、北海道や東北の太平洋側と、関東から西は、広い範囲で晴れるでしょう。洗濯日和や行楽日和になりそうです。紅葉が見頃の所では、青空とのコントラストを楽しめるでしょう。にわか雨もないので、早めの七五三のお参りを予定している方も、雨で晴れ着が濡れることもなく、青空をバックに、記念撮影ができそうです。ただ、外に長くいて風邪をひいてしまわないよう、お参りの行き帰りは、晴れ着の上に、羽織る物が必要です。
一方、寒気の影響が残るので、北海道は日本海側を中心に雪の続く所があり、路面が凍結するでしょう。すでに、峠道を中心に雪が積もっていて、積雪が更に増えそうです。普段から雪道に慣れている地域とはいえ、シーズン初めの雪は、思わぬ事故を引き起こす恐れがあります。旅行などで北海道を訪れる方も、足元には十分お気をつけ下さい。

日曜日 沿道でパレードを見る方は 風を通しにくい上着で

日曜日は、日本海側の天気もすっかり回復して、全国的に晴れるでしょう。「祝賀御列の儀」の行われる東京都心では、日差しに恵まれて、気温は18度まで上がる予想です。この時期らしい陽気ですが、北~東よりの冷たい風が吹くので、日陰や風を受けやすい所では、寒く感じられるでしょう。沿道でパレードを見る予定の方は、風を通しにくい上着をご用意下さい。
そして、この土日は、全国的に朝晩の冷え込みが続くので、紅葉の色づきが進むでしょう。紅葉は、明け方の最低気温が8度前後より低くなる日があってから、しばらくして始まるとされています。関東から九州では、紅葉が見頃を迎えているのは、まだ標高の高い所が中心ですので、紅葉狩りは、平地よりも暖かい服装で、お出かけ下さい。

月曜日は広く雨 16日土曜日以降は 急に秋が深まる

月曜日から火曜日は、広い範囲で雨が降るでしょう。日本海側では、雨脚の強まる所もありそうです。ただ、寒気は北上するので、北海道でも、雪ではなく雨の降る所が多いでしょう。火曜日の午後は、雨を降らせる低気圧は東へ遠ざかりそうです。
気になるのは、この後の寒さですが、7日木曜日に気象庁から発表された「1か月予報」によりますと、来週の平均気温は、全国的に平年並みか高いでしょう。ただ、16日土曜日頃からは急に寒くなり、平均気温は、北日本や東日本で平年より低く、西日本で平年並みか低い予想です。今年は、駆け足で秋が深まりますので、気温の変化に、十分お気をつけ下さい。