メイン画像
メイン画像

北海道は今日(5日)の夜に前線が通過した後、上空に強い寒気が流れ込みます。その影響で、明日(6日)は平地でも雪の降る所がありそうです。
また、気温の上がり方も鈍くなり、道内の広い範囲で最高気温が1ケタにとどまる見込みです。北海道としても平年よりやや低めの気温ですが、本州で言えば真冬のような寒さ。いよいよ本格的な冬が近づいてきました。

平年並みでも10度届かず?

11月に入り、日に日に寒さが強くなっていく時期となりましたが、例えば道北の旭川は、今日11月5日の平年の最高気温は9.4度。平年通りに気温が上がっても、10度に届かない時期に既に入っているのです。
札幌でも、来週月曜日の11月11日には、平年の最高気温が10度を下回り、最高気温1ケタが当たり前になっていきます。

明日は最高5度前後も

画像B
画像B

明日は上空に寒気が流れ込むため、平年に比べても最高気温は低くなり、広く10度に届かない見込みです。道北や道央の内陸では最高気温でも5度前後、という所もありそうです。
また、明後日(7日)以降も上空の寒気は強く、最高気温1ケタの日が広く続きます。週末にはさらに強い寒気が入るため、週末は一段と寒さが強まる見込みです。
先週までが高めの気温で経過していた所が多いこともあり、一気に寒くなったように感じられそうです。体調を崩さないように、外出の際は暖かい服装を心がけてください。

東京や大阪での最高気温1ケタは?

本州で見ると、平年の最高気温が10度に届かない時期は、東京や大阪は1月中旬から2月上旬、名古屋では1月上旬から2月上旬、福岡では1月中旬から下旬と、一年でも一番寒さの厳しい時期の気温と言えます。
特に明日の道北などで予想されている最高気温5度くらい、となると、年に数回あるかどうかという寒さになります。昨シーズンの大阪では、最高気温5度以下、という日は一日もなかったほどです。
出張や旅行で本州から北海道へ出かける予定がある方は、真冬の装備が必要になりそうです。