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けさ(2日)の関東甲信地方は冷えて、この秋これまでで最も気温が低くなった所が多くなりました。一方、朝からは気温がグングン上がり、昼間は薄手のシャツでも快適に過ごせるような陽気になっています。一日の中の気温差が比較的大きくなり、10度以上になった所が多くなりました。

朝から気温が10度以上がった所も

けさの関東甲信は、この秋、これまでで最も低い気温になった所が多くなりました。最低気温は、栃木県日光市の土呂部は氷点下1.8度、群馬県嬬恋村の田代は氷点下0.3度と、今シーズンの関東で初めて冬日になった地点もあります。東京も、今シーズンこれまでで最も低い、10.9度まで気温が下がりました。要因は、上空に冷たい空気が流れ込んだことと、放射冷却が強まったことです。昨夜からけさにかけて、関東甲信は晴れて風が比較的穏やかでした。このため、地面から熱が奪われる放射冷却現象が強まりました。
一方、日が昇ってからは、気温がグングン上昇しました。午後2時までの最高気温は、東京で19.9度、横浜で19.3度、千葉で20.3度などとなっており、薄手のシャツを羽織れば快適に過ごせるほどです。朝と昼間の気温差が比較的大きく開き、最低気温と最高気温(午後2時まで)の差は、東京都心で9.0度、前橋で10.3度、宇都宮で11.6度、甲府で12.0度、長野で11.9度となっています。内陸部を中心に、10度以上になった所があります。

今夜は再びヒンヤリ

このあと、夜になると再び空気がヒンヤリとしてきて、あすの朝はけさと同じくらいの気温になる所が多い予想です。一日の中の気温の変化が大きく、体調管理に注意が必要です。服装に気をつけたり、布団を厚めのものにするなどして、対策をなさってください。