台風22号(マットゥモ)は熱帯低気圧に変わりました 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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台風22号(マットゥモ)は熱帯低気圧に変わりました

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10月30日午前3時に南シナ海で発生した台風22号マットゥモは、きょう(31日)午後3時にカンボジアで熱帯低気圧に変わりました。

南シナ海からインドシナ半島に上陸して

10月30日午前3時、フィリピンの西(南シナ海)で発生した台風22号マットゥモは、その後、あまり発達せずに西進して、31日未明にベトナムに上陸。その後カンボジアに入って、きょう(31日)午後3時にカンボジアで熱帯低気圧に変わりました。
今年10月に発生した台風は、19号、20号、21号に次いで22号が4個目(31日午後2時現在)で、平年並み(平年3.6個)でした。

Matmo(マットゥモ)物語

アジア(北西太平洋や南シナ海など)地域の台風には「アジア名」というものがあります。2000年(平成12年)以降、アジア地域で発生した台風には「アジア名」がつけられることになりました。第1号はカンボジアが用意した「ダムレイ(象という意味)」で、以後アジアの14の国と地域が用意した10ずつの名前(計140通り)が順次つけられています。
ちなみに、日本が用意した台風の名前(2019年10月31日現在)は、「登場順:名前(意味)」の順で、「5:Koinu(こいぬ座)「19:Yagi(やぎ座)」「33:Usagi(うさぎ座)」「47:Kajiki(かじき座)」「61:Kammuri(かんむり座)」「75:kujira(くじら座)」「89:Koguma(こぐま座)」「103:Kompasu(コンパス座)」「117:Tokage(とかげ座)」「131:Yamaneko(やまねこ座)」です。
★Matmoは途中登場
台風Matmoに以前、つけられていた名前はChataanといいましたが、途中で変更されました。大きな災害をもたらした台風の場合、その名前を再び使用することなく、別の名前に差し替える取り決めがあるのが大きな理由です。2002年6月29日午前9時、トラック島付近で発生した台風6号(Chataan)は、その後、発達しながら北西に進み、7月7日には非常に強い勢力になりました。9日には沖縄の南大東島東海上で次第に強めながら向きを北東に変え、11日午前0時すぎに千葉県館山市付近に上陸。いったんは三陸沖を北上しましたが、その後11日午後9時ごろ北海道釧路市付近に再上陸し、12日午前0時にオホーツク海に進んで消滅しました。この間、本州上に停滞していた梅雨前線が活発化したため、中部地方から東北地方にかけて大雨になりました。(9日から10日にかけて、岐阜県根尾村で510mm、関東の山沿いで400mm超、静岡市で318.5mmのほか、東海、関東、東北の平野部でも200mm超の大雨に。)また、東京都八丈島で最大風速27.3m/s、伊豆諸島、関東沿岸などで20m/s超の暴風を観測。11日は、北海道尻羽岬で7m超の高波を観測するなどで、広範囲に大きな災害をもたらした台風でした。こうした経緯から名前の差し替えがあったのです。
そこで、Chataanに代わって登場したのがMatmoです。1度目は2008年台風3号、2度目は2014年台風10号で、今回で3度目です。

過去2つのMatmoは

★2008年台風3号:2008年5月15日午後9時にフィリピンの東で発生。沖縄の南から日本の南を北東に進んで、5月17日午前9時に小笠原近海で消滅。(寿命1.5日)。最低気圧992hPa、最大風速25m/s。
★2014年台風10号:2014年7月17日午後9時にフィリピンの東で発生。台湾を通過して大陸に上陸し、7月25日午後3時に朝鮮半島付近で消滅(寿命7.75日)。最低気圧965hPa、最大風速35m/s。


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