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関東地方は雨が弱まっても、道路の冠水や浸水に注意を。あす26日(土)は一気に気温が上がり、25度以上の夏日になる所も。昼間は汗ばむくらいです。

平年10月ひと月分の大雨も

きょう25日(金)の関東地方は、千葉県を中心に活発な雨雲がかかり続け、断続的に強い雨が降りました。千葉市付近や八街市付近では午後1時30分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。1時間雨量は千葉県鴨川市85.5ミリ、市原市で64.5ミリを観測したほか、茨城県稲敷市でも55.0ミリと非常に激しい雨を観測。千葉県市原市では6時間降水量が200ミリ以上と、平年10月ひと月分の雨が、わずか6時間程度で一気に降ってしまいました。
上の写真のように千葉県内を中心に道路が冠水している所があります。この写真のリポートによると、車のタイヤの半分くらいが水に浸かるほど冠水し、さらに低い場所では道路が見えなくなるほどで、通行止めとなっていたそうです。

雨はいつまで?

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午後4時現在、神奈川県や東京都内では雨のやんでいる所が多くなっています。ピークは過ぎたものの、午後6時頃までは所々で雨が降るでしょう。千葉県では午後6時頃まで局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあります。北部では午後9時頃にかけて発達した雨雲がかかる所があるでしょう。雨が弱まっても、マンホールから水があふれたり、深い水たまりができている所がありますので、お帰りの際は注意してください。また、車の運転が困難なエリアや、通行止めとなっている区間もあります。最新の交通情報を確認しましょう。なお、今夜遅くなると各地とも雨がやみますが、増水した川や急な斜面には、むやみに近づかないようにしてください。

雨上がりは気温急上昇

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大雨の後は、急な暑さに注意が必要です。きょうの日中は気温が15度前後で、風が強く吹いて寒いくらいでしたが、あす26日(土)は午前中を中心に日差しが届いて、気温が一気に上がります。東京都心やさいたま市など、関東にあるアメダスの約4割の地点で25度近くまで上がる可能性があります。ひと月前の気温で、汗ばむくらいでしょう。大雨の後の復旧作業は、こまめに水分を摂り、体調が優れない時は無理せず、休憩をとるようになさってください。