メイン画像
メイン画像

25日(金)、関東地方に発達した雨雲がかかり、千葉県鴨川市では午前10時20分までの1時間に82.5ミリの猛烈な雨を観測しました。夕方にかけて東京都心も含め、局地的に非常に激しい雨が降り、大雨になる恐れがあります。

関東甲信で大雨 洪水の危険度が高まる恐れ

25日(金)は、関東甲信地方は、湿った空気が流れ込み、広く雨が降っています。千葉県鴨川市では、午前10時20分までの1時間に82.5ミリの猛烈な雨を観測し、統計開始の1976年以来、1位の記録を更新しました。SNSによりますと、千葉県で道路の冠水などの情報が多数よせられています。
さらに強い台風21号は日本の東を北上し、台風周辺の湿った空気も流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。このため、関東甲信地方に発達した雨雲が夕方にかけてかかる見込みです。予想される雨量は、1時間に多い所で関東地方、伊豆諸島50ミリ、甲信地方40ミリです。26日(土)午前6時までに予想される24時間雨量は、多い所で関東地方180ミリ、甲信地方、伊豆諸島150ミリです。総雨量は21日(月)から22日(火)にかけての雨に比べて多くなる見込みです。気象庁は、台風19号による記録的な大雨により、河川堤防などが損傷を受けた地域では、洪水の危険度の高まりに十分留意するよう呼びかけています。

千葉県 土砂災害の危険高まる 極めて危険な所も

画像B
画像B

千葉県では、土砂災害の危険度が高まっており、極めて危険なレベルの所もあります。土砂災害、低い土地の浸水にも警戒して下さい。
また、発達した積乱雲の下では、竜巻などの激しい突風が発生する恐れがあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中など安全な場所に移動してい下さい。