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きょう25日は、低気圧に伴う活発な雨雲が本州を東進。滝のような非常に激しい雨の降る所も。強い台風21号は日本の東を北上。

低気圧が本州付近を東進

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低気圧の影響で、きのうからきょう25日の明け方にかけて、九州から近畿、三重県で雨が強まり、太平洋沿岸の地域を中心に激しく降りました。低気圧に伴う活発な雨雲は、このあと、ゆっくりと東へ進むでしょう。特に「東海から関東、東北南部」では、局地的に1時間50ミリの非常に激しい雨が降るでしょう。道路が一気に冠水するほどの降り方です。
【各地の天気(西から)】
沖縄はおおむね晴れ。
九州も晴れ間があるでしょう。ただ、午前を中心ににわか雨の所がありそうです。
中国と四国は、まとまった雨雲は離れつつありますが、夕方にかけて大気の不安定な状態が続き、所々で雨や雷雨があるでしょう。
近畿は昼前後まで広く雨。カミナリを伴い激しく降る所もあります。
北陸は一日雨で、ザッと強く降ることもあるでしょう。
東海は昼過ぎまで広く雨で、沿岸部を中心に非常に激しく降る所があるでしょう。特に、三重県では、きのうからの雨で地盤の緩んでいる所があり、土砂災害に警戒が必要です。
関東甲信は夕方にかけて雨が続き、激しく降るおそれがあります。沿岸部を中心に非常に激しく降る所もあるでしょう。
東北は、すでに雨の降り出している所もあり、昼頃からは全域で雨となるでしょう。雨脚が強まるのは「夕方からあすの明け方」で、太平洋側で激しく降るおそれがあります。中でも、「福島県」では局地的に非常に激しく降りそうです。
北海道は、日中は晴れ間もあるでしょう。夜は次第に雨となりそうです。

予想される雨量

あす26日午前6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で
関東・東北:180ミリ
東海・甲信・伊豆諸島:150ミリ
台風19号による豪雨で、川の堤防が損傷を受けた地域では、洪水の危険度が高まるおそれがあります。

強い台風21号 日本の東を北上

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強い台風21号は、小笠原諸島から徐々に離れ、日本の東を北上しています。
この影響で、関東と東北では、きょうの午後は波が高まるでしょう。
関東では、大シケ(予想される波の高さ6m)、東北太平洋側もシケる(予想される波の高さ5m)所があるでしょう。うねりを伴っているため、予想をさらに上回るような高い波が急に押し寄せる危険があります。海岸付近には、むやみに近づかないでください。