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22日(火)、北アルプスの立山(標高3015m)、南アルプスの甲斐駒ヶ岳(標高2967m)で初冠雪が観測されました。いずれも、昨年より1日遅い観測です。

南岸低気圧が寒気引き込む

22日(火)、本州の南岸を台風から変わった低気圧が東進しています。この低気圧が上空の寒気を引き込み、東日本の標高の高い山では、昨夜から今朝にかけて雪が降りました。雲が切れた山では、山肌に雪が積もっていることが山麓の気象官署から確認され、北アルプスの立山(富山県)、南アルプスの甲斐駒ヶ岳(山梨県)と相次いで初冠雪が観測されました。立山は平年より14日遅く、甲斐駒ヶ岳は平年より5日早い観測です。また、いずれも、昨年より1日遅い観測でした。

初冠雪とは

初冠雪は、夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えた場合に観測されます。