メイン画像
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強い台風21号は発達中で、衛星画像で見ると急に眼がくっきりしてきました。今後、非常に強い勢力で小笠原近海へ進む予想です。

眼がくっきり

画像A
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西日本の南の海上にある台風20号は今夜にも温帯低気圧に変わる予想です。
一方、マリアナ諸島を北上中の台風21号は強い勢力となっています。衛星画像を見ると、白く輝く発達した雲が渦を巻いています。きょう(21日)には、急に眼もくっきりしてきており、急速に発達している様子が分かります。今後も海面水温の高い所(27度以上)を進み、今夜には非常に強い勢力になる予想です。下の表の通り、台風の強さとは中心付近の最大風速で決まり、非常に強い勢力とは強い方から2つめの勢力です。

画像B
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非常に強い勢力で小笠原近海へ

23日(水)以降、非常に強い勢力で小笠原近海を進む予想で、小笠原諸島では24日(木)から25日(金)にかけて、大荒れや大しけとなる恐れがあります。その後は日本の東の海上を進む予想で、今のところ、本州に上陸する可能性は低くなっています。ただ、台風が予報円の西側を進むと、25日(金)頃に関東や東北などで雨や風が強まる可能性もあり、最新の台風情報に注意が必要です。