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今朝(18日)の道内は、上空の寒気と、晴れて放射冷却が強まった影響で気温が下がり、午前9時までの道内最低気温は後志地方の喜茂別と日高地方の新冠町新和で-3.8度でした。これで、道内の最低気温が氷点下となるのは6日連続となりました。
また、昨日(17日)の日最高気温は、紋別地方の遠軽町白滝で6.2度、上川地方の名寄で7.9度など、道内では昨日まで5日連続で最高気温10度未満の地点が現れており、朝晩も日中も、季節の歩みを感じさせる寒さが続いています。

札幌や函館で今季最低更新

今朝の道内は各地で冷え込みが強まり、午前9時までに道内97地点で氷点下となりました。道内の最低気温が氷点下となるのは、これで6日連続となります。
また、札幌で4.0度、函館で2.2度まで下がるなど、75地点で今季一番の冷え込みとなりました。そして、札幌では初氷が、函館や釧路では初霜が観測されるなど、着実に秋が深まっています。

この時期に5日連続一桁 5年に1度

道内では最高気温が10度に届かなかった地点が昨日まで5日連続で現れており、日中の寒さも続いています。昨日の遠軽町白滝は、昼間も全くと言っていいほど気温が上がらず、最高気温は日付が変わった直後に観測された6.2度にとどまりました。
道内で10月中旬までに5日以上連続で最高気温一桁の地点が現れるのは、直近の30年では過去6度しかなく、約5年に1度の寒さとなっています。

今後は一旦寒さ解消へ

正午の最高気温は、上川地方の美深で9.1度、名寄で9.7度など、まだ一桁の所はありますが、これからは上空に暖気が入るため、これらの地域でも最高気温は10度を超える予想となっています。また、明日(18日)以降はしばらく上空に暖気が居座るため、平年よりも気温の高い日が続く見込みです。
来週火曜日(22日)には、稚内で初雪の平年日を迎えますが、向こう1週間、平地で雪の降る可能性はほぼなく、季節の歩みは一旦足踏みとなりそうです。