メイン画像
メイン画像

台風19号は、12日夕方にかけて近畿地方に最も近づく見込みです。暴風や高波、土砂災害に厳重に警戒をしてください。河川の増水や氾濫、低い土地の浸水、高潮にも警戒が必要です。

暴風、高波に対して厳重な警戒を

画像A
画像A

近畿地方は、台風の中心の西側に入っているため、台風に向かって強い北風が吹いています。山から吹き下ろす風「おろし」が局地的に強まっており、12日正午までに(速報値)、神戸で最大瞬間風速31.4メートル、滋賀県南小松アメダスで最大瞬間風速30.4メートルを観測しています。正午には中部と南部が暴風域に入っています。12日夜遅くにかけて暴風となり、特に中部と南部の海上では猛烈な風が吹く見込みです。暴風や高波に、厳重に警戒をしてください。日本海側では吹き寄せによる高潮にも警戒が必要です。

土砂災害に厳重警戒、河川の氾濫、浸水害に警戒を

画像B
画像B

近畿地方では、台風本体の発達した雨雲がかかり、12日正午までの24時間降水量は、南部で既に200ミリを超えている所があります。あすの正午にかけて、多い所でさらに150ミリから200ミリの降水量が予想されます。土砂災害に厳重に警戒をしてください。河川の増水や氾濫、浸水害にも警戒が必要です。今回は、日本海側を回り込む北風が吹いているため、北部でも大雨になる見込みです。雨のピークは12日午後ですが、北部では13日朝まで雨が降るため、台風が離れて行っても決して油断をしないようにしてください。