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12日から13日は記録的な暴風や局地的な大雨、高潮による浸水、猛烈なシケなど災害に通ずるあらゆる危険性があります。台風が去った後は寒気が入り、北海道は市街地でも最高気温が10度に届かない所も。

あすの天気 台風本体が近づく前から 前線や湿った空気で雨が降る

台風19号が日本の南を北上し、本州付近には南から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。九州から東北にかけて広い範囲で大気の状態が不安定になるでしょう。沖縄は晴れる見込みです。九州と四国は雲が多く、朝晩は雨の降る所がある見込みです。中国地方と近畿、東海、北陸は雲に覆われ、夕方以降は次第に雨が降るでしょう。夜は局地的に激しく降る見込みです。関東甲信は雨が降ったりやんだりで、千葉や茨城など沿岸の地域は夕方まで雷を伴う所があるでしょう。また、伊豆諸島では局地的に激しい雨が降る見込みです。東北南部は早い所は朝から雨で、昼過ぎには広く雨雲がかかるでしょう。東北北部では午前中は晴れますが、夕方以降は雨の降る所がある見込みです。北海道は晴れるでしょう。ただ、東部は夜遅くに雨の降り出す所がありそうです。なお、九州から関東では沿岸部を中心に風が強まるでしょう。

あさって以降の週間 台風の後 北海道は市街地でも最高気温10度に届かず

12日(土)から13日(日)は台風19号が紀伊半島付近から房総半島付近にかけてのエリアに接近、上陸の可能性が高くなっています。13日(日)のうちに関東平野を縦断するようにして三陸沖へ抜けて、14日(月)には足早にオホーツク海へと進む見通しです。12日(土)から13日(日)は記録的な暴風や局地的な大雨、高潮による浸水、猛烈なシケなど、災害に通ずるあらゆる危険性があるため、こまめに最新の情報を確認して、気を付けてお過ごし下さい。なお、14日(月)から15日(火)は日本付近には大陸から高気圧が張り出してくる見込みです。九州から北海道まで日差しの出る所が多いですが、いわゆる、冬によく見る西高東低(冬型)の気圧配置になり、北日本の上空には寒気(平地で雪の目安となる上空約1500メートル付近に氷点下6度以下の空気)が流れ込むでしょう。北海道の日本海側は雲の多い天気となる見込みです。なお、九州から関東は季節外れの暑さが収まり、快適な陽気となるでしょう。一方、東北や北海道は昼間も肌寒くなり、北海道では平地でも最高気温が10度に届かない所もある見込みです(暖房が必要な寒さです)。