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九州は変わりやすい天気が続いており、きのう(2日)、福岡市内で虹を撮影することができました。この不安定な天気をもたらしているのは、台風18号周辺の湿った空気です。きょう(3日)は、日本海西部の台風18号に向かって湿った南西風が吹き込み、九州は山越えのフェーン現象が発生して、九州山地の風下側にあたる大分県や宮崎県を中心に気温が高くなっています。

落雷や急な強い雨にご注意ください

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九州はここ数日、台風18号周辺の湿った空気の影響で、変わりやすい天気が続いています。きょう(3日)も大気の状態がやや不安定で、九州は所々でにわか雨が降っています。一方で、晴れ間も出ていますので、日暮れまでにもしかしたら虹を見つけることができるかもしれません。ぜひ空を見上げてみて下さい。くれぐれも、急な強い雨や落雷にはご注意を。

きょうもフェーン現象 所々で真夏日

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朝鮮半島南部を通過した台風18号は、きょう(3日)午後2時現在、日本海西部を東寄りに進んでいます。その台風18号に向かって吹き込む湿った南西風の影響で、九州はきょう(3日)もフェーン現象が発生。九州山地の風下側にあたる大分県や宮崎県を中心に気温が上がっています。午後2時30分までの最高気温は、大分市32.2度、延岡市32.1度、宮崎市30.5度などと、所々で30度以上の真夏日となっています。

強風と高波に注意

南西の風は沿岸海上を中心に強く吹いており、九州は波が高い状態が続いています。台風18号からのうねりも伴っています。船や釣りなどは、強風と高波に引き続き注意をして下さい。

夏のような蒸し暑さと不安定な天気、解消へ

台風18号はまもなく温帯低気圧に変わり、日本海をさらに東へ進みます。かわって、あす(4日)以降、九州には大陸から乾いた空気が流れ込んでくるため、ようやく夏のような蒸し暑さと不安定な天気が解消へ向かう見込みです。