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金メダルを獲得した男子50キロ競歩の行われたドーハの現地29日0時頃の気温は約30度、湿度は約70%。29日の日中の最高気温は41.1度と灼熱の暑さ。そんなドーハと東京都心の真夏の暑さを比較してみました。

ドーハ 夜中も蒸し風呂

灼熱の暑さのドーハ。金メダルを獲得した男子50キロ競歩の行われた現地29日0時頃の新ドーハ国際空港の気温は30.9度、湿度はおよそ72%。夜間にも関わらず、まるで蒸し風呂のような蒸し暑さでした。29日の日中の最高気温は41.1度を観測しており、体温超えのうだるような暑さとなっていました。

真夏の東京は

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ドーハと比較すると、東京都心の真夏の暑さはどうでしょうか。上のグラフは東京都心の平年の真夏の気温の変化(特に暑い8月6日の値)です。平年でも午前9時頃に28度くらいまで気温が上がり、日中は30度以上となります。夜になっても27.0度くらいで経過します。平年の相対湿度は7月は77%、8月は73%と高く、体力をじわじわ奪うような蒸し暑さです。
これはあくまで1981年~2010年の30年間の平年値ですので、場合によっては朝から気温が30度を超えて、日中は35度を超すような猛烈な暑さとなることも度々あります。東京都心の歴代の最高気温は39.5度(2004年7月20日観測)でドーハのように40度を超すような暑さはこれまで観測されたことはないものの、厳しい暑さが予想され、選手も観客も十分な暑さ対策が必要になりそうです。