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あす1日は台風18号が強い勢力で東シナ海を北上。大まわりで次第に向きを東寄りに変えて、日本列島に近づく見込みです。

あす 強い勢力を維持 東シナ海を北上

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台風18号は30日10時現在、強い勢力で与那国島の南付近を北上中です。あす10月1日は台風18号は勢力を維持したまま東シナ海を北上する見込みです。先島諸島では未明は雷を伴って非常に激しい雨が降りますが、午後は次第に天気が回復するでしょう。沖縄本島地方は断続的に雨で、夕方から雷を伴って激しく降る見込みです。引き続き暴風や高波に警戒が必要です。九州から中国地方も曇りや雨となりそうです。四国と近畿は晴れ間がありますが、午後は所々で雨が降りそうです。北陸、関東甲信、東北、北海道はおおむね晴れるでしょう。

西日本は3日にかけて大荒れ、大雨

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今回の台風18号は台風の予想進路の中心を通った場合、前回の17号がたどった進路よりもやや西側を通り、大まわりで日本列島に近づくようなルートを取りそうです。あさって2日頃には次第に向きを東寄りに変え、朝鮮半島や九州北部に近づくでしょう。九州北部では次第に風が強まり、波が高くなりそうです。その後、3日から4日には日本海に進むでしょう。台風の進路によっては西日本では2日から3日にかけて大しけや大荒れ、大雨となる所がありそうです。4日には日本海を東に進み、温帯低気圧に変わる見込みです。ただ、温帯低気圧に変わっても油断はできず、台風17号の時のように広い範囲で風が強まるおそれがあります。東日本も2日から4日頃にかけて曇りや雨となりそうです。今後の最新の情報を確認してください。

万が一の停電や断水への備えを

台風15号では千葉県を中心に、暴風によって停電や断水になるなどの大きな被害を受けました。また台風17号でも沖縄や九州で停電や断水になった所がありました。今回の台風18号も少なくとも2日頃まで強い勢力を維持したままま日本列島に近づく見込みです。暴風や大雨による万が一の停電や断水などに備えて、あらかじめ懐中電灯(予備の乾電池も)や携帯ラジオの用意や、非常食や水などを多めに準備しておくなど、台風への備えをしておきましょう。