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今日(19日)の北海道付近は、発達した低気圧を含む気圧の谷の中で、気圧の傾きが大きくなっています。午後1時30分には、留萌地方の初山別(しょさんべつ)で最大瞬間風速で27.6m/sを観測しました。これは9月としては第2位の記録です。夜遅くまでは、日本海側では暴風に警戒が必要です。北海道では強い寒気の影響で、昨夜(18日)から今日にかけて、標高の高い山では雪の降った所があり、後志地方の羊蹄山(ようていざん)では、初冠雪を観測しました。この寒気をもたらした低気圧がサハリン付近にあって、北海道付近は等圧線の傾きが急になっています。このため、全道的に風が強く、特に日本海側では沿岸部などで最大瞬間風速で25m/sを超える暴風が吹いています。この風のピークは今夜で、夜遅くにかけて暴風に警戒して下さい。また、今夜は日本海側を中心に雨の降る所も多く、大気の状態が非常に不安定となっているため、雨脚の強まることもある見込みです。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨にも注意が必要です。なお、明日(20日)の午後は、天気は回復傾向となる所が多い見込みです。