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台風15号の被害が大きかった千葉県では、昨夜(15日)から各地で雨が続きました。今週中頃や週末は再び雨の可能性があり、警戒が必要です。

約15時間の雨

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きょう16日は、前線を伴った低気圧が関東沖を北上しました。この影響で、千葉県では昨夜15日から雨雲がかかりはじめ、台風15号による被害が大きかった地域を含めて、広い範囲で雨となり、時間にすると約15時間、降ったりやんだりを繰り返しました。24時間降水量(16日午後6時まで)は館山市で135.5ミリなどとなっています。
午後6時現在、雨雲はほとんど東へ抜けましたが、この先も雨の降る日がありそうです。

前線の動向に注意

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千葉県のこの先一週間は、短い周期で天気が変わりそうです。あすは、各地ともおおむね晴れますが、水曜日は天気が崩れるでしょう。日本の南に停滞する前線で、千葉県内には湿った空気が流れ込む見込みです。再び雨が降ったりやんだりで、南部を中心に北寄りの風がやや強く吹くでしょう。
屋根に敷いたブルーシートは風で飛ばされないよう、しっかりと重りを載せ、枚数に余裕があれば、復旧の長期化に備えて2枚重ねにすると良さそうです。作業の際は、シートなどが雨で濡れて滑りやすい場合がありますので、転落しないよう十分に注意して下さい。
木曜日は前線が南下するため、天気は次第に回復するでしょう。金曜日は晴れますが、土曜日からの3連休は曇りや雨となりそうです。前線の活動が活発となって、雨の降る時間が長くなったり、雨の強まるおそれもあります。今後も前線の動向十分注意して下さい。
気温は最低・最高ともに平年並みか低い日が多い見込みです。最低気温は20度を下回る日があり、涼しいというより、朝は肌寒いと感じることもありそうです。数日前まではムシムシした朝を迎えていましたが、今後は羽織る物が欲しいくらいの日が増えそうです。
最高気温は曇りや雨の降る日は22度から25度くらいが多く、比較的過ごしやすいでしょう。ただ、レインコートを着ての作業は、体に熱がこもりやすいので、定期的に水分をとるなどの対策をとって下さい。
晴れる日は30度近くまで上がりそうです。体を動かすとたくさんの汗がでるくらいの暑さが予想されます。ボランティアで復旧に参加される方も、こまめに休憩をとったり、水分補給を心掛けて下さい。

通電火災に注意を!

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16日午後6時頃、まだ約73,700軒で停電が続いていますが、徐々に復旧しています。ご自宅などにある電気配線や電気器具類が雨に濡れたままの状態で電気が流れると、漏電するおそれがあり、それによって火災につながることがあります。通電した際に備えて、ブレーカーを落とす作業を行って下さい。一日でも早い復旧を願っています。