メイン画像
メイン画像

今朝は東京で約2カ月ぶりに最低気温が20度を下回った。台風の被害が大きかった千葉県も18度前後だった。今夜は今年最も小さく見える満月。

日中は広く日差しあり 今夜は満月 見られそうな所は

画像A
画像A

きょう(14日:土曜)からあさって(16日:敬老の日)まで3連休という方も多いと思います。連休初日のきょうは、朝と夜は一部で雨が降りますが、日中は広い範囲で日差しが出て、行楽にも良いでしょう。きのう(13日:金曜)は「中秋の名月(十五夜)」でしたが、今夜は満月です。心地良い夜風を感じながら、お月見できる所が多いでしょう。
なお、きょうの満月は「今年最も小さく見える満月」です。
※月の軌道は楕円形をしているため、月が地球に最も近づく時と最も遠ざかる時では、月の見える大きさが変化します。月が遠い所にある時には、小さく見えるのです。
【各地の天気(14日:土曜)】
沖縄の大東島は雨や雷雨ですが、本島や先島諸島は晴れるでしょう。局地的な雷雨にご注意ください。九州は晴れる所が多いですが、宮崎県や大分県など、東側の地域は曇りや雨でしょう。なお、晴れる所も一部でにわか雨がありそうです。四国は雲が広がりやすく、日差しは時々出る程度でしょう。高知県や徳島県など太平洋側は夜のはじめ頃までにわか雨の所がある見込みです。中国地方、近畿、東海、北陸は大体晴れるでしょう。関東甲信は雲が広がりやすいものの、時々日差しが出る見込みです。なお、千葉県では弱い雨の降っている所がありますが、雨は朝のうちでやんで、日中は天気の崩れはないでしょう。東北は晴れる見込みです。一方、日本海から近づく気圧の谷の影響で、北海道は昼頃から次第に雲が増えて、所々でにわか雨があるでしょう。
【お月見に最適な地域】
沖縄の本島と先島諸島、奄美地方、九州の西側や北側の地域、中国地方、東海、北陸、東北
【雲の切れ間から見られそうな地域】
四国、近畿、関東甲信
【満月が厚い雲に隠されそうな地域】
沖縄の大東島、九州の東側の地域、小笠原諸島、伊豆諸島、北海道

日中は残暑が厳しい所あり 朝晩との寒暖差に注意

画像B
画像B

今朝(14日:土曜)は最低気温が20度を下回った所が全国に設置されたアメダス920地点あまりのうち、約600地点となりました。数日前までの寝苦しい夜からは解放された所が多いです。むしろ、ヒンヤリと感じるほどでした。北海道では東部を中心に5度未満あるいは10度未満となり、また、東北も山沿いを中心に10度未満で、寒いくらいでした。栃木や群馬など、関東でも山沿いなどでは10度を下回った所があります。東京都心では午前7時までの最低気温は19度5分、千葉市は19度2分で、ともに、7月16日以来、約2カ月ぶりに20度を下回りました。一方、きょう(14日:土曜)の日中は広い範囲で残暑となるでしょう。朝晩と日中で体感が大きく異なるため、服装選び、寝具選びなどにご注意下さい。
【各地の最高気温(14日:土曜)】
沖縄、九州、中国、四国、近畿、東海、北陸は30度以上の真夏日になる所がほとんどでしょう。日中は厳しい残暑です。九州では晴れる北側の地域を中心に35度くらいまで上がる所もあるでしょう。甲信も30度近くまで上がる予想で、涼しかったきのう(13日:金曜)に比べると5度以上も高くなる所がありそうです。関東や東北の太平洋側は27度前後で、極端な暑さはないものの、体を動かすと暑いでしょう。千葉県内では27度から28度くらいの所が多く、きのうの日中よりもやや高くなる見込みです。東北は太平洋側では26度前後ですが、日本海側は30度くらいで夏の暑さでしょう。北海道は23度前後で、比較的快適に過ごせる所が多い見込みです。