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厳しすぎる残暑のあとは台風15号の大雨に警戒を。9日朝の通勤・通学ラッシュを直撃するおそれ。9日午前中は時間に余裕を持って行動を。

コンパクト台風=天気激変

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季節はずれの猛暑のあとは台風に警戒が必要です。日本の南海上を進む強い台風15号はこのあとも勢力を維持したまま、暴風域を伴いながら8日夜~9日朝にかけて東日本に接近し、上陸するおそれがあります。今回の台風は雲域が比較的小さいため、台風が近づくと急に雨や風が強まり、波が高くなるでしょう。

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9日明け方~夕方 暴風に厳重警戒!

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台風15号は、東北地方には9日はじめにかけて最も近づく見通しです。警戒が必要な地域は、太平洋側南部です。9日明け方から風が急速に強まってきて、暴風となるでしょう。特に海上では、南よりの猛烈な風が吹き荒れる予想です。また、海はうねりを伴って大しけとなるでしょう。暴風や高波によって船舶や沿岸施設に被害が出るおそれがあります。9日夕方にかけて暴風に厳重に警戒し、台風が東へ抜ける午後は吹き返しの強い風に注意・警戒してください。

9日明け方~昼過ぎ バケツをひっくり返したような激しい雨

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台風の接近とともに、8日午後からは熱帯由来の非常に暖かく湿った空気が流れ込んできます。9日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。台風周辺や台風本体の活発な雨雲がかかってくる明け方から昼過ぎにかけては、福島県や宮城県で1時間に30~40mmの激しい雨が降る所がありそうです。土砂災害や低い土地の浸水、川の急な増水に警戒してください。また、発達した積乱雲の近くでは落雷や竜巻などの突風に注意が必要です。

台風への備えは8日中に

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あす9日に日付が変わると急激に雨や風が強まってきます。台風対策は8日(日)のうちに済ませてください。
①窓や雨戸の補強
ガラスのひび割れや窓枠のガタつきがないか調べ、窓にテープを貼るなどして補強しましょう。さらに万が一、窓ガラスが割れた時のために、カーテン等を閉めておくと安心です。
②家の周りの再点検
庭木に支柱をたてたり、塀を補強しましょう。家の周りにある物で強風などによって飛ばされる可能性のある物は、室内にしまうか、しまうことが出来ない場合は飛ばされないようにしっかり固定しましょう。
③ライフライン断絶への備え
断水に備えて飲料水を確保しましょう。浴槽に水を張るなどしてトイレなどの生活用水を確保しましょう。避難に備え、非常持ち出し品を準備しましょう。

台風の注意点

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台風が近づいたら次のようなことは絶対にやめましょう
①田畑・川などの見回りは絶対にダメ
大雨で増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られることがあります。
②海岸の見回りは絶対にダメ
波打ち際や防波堤など海岸周りでは高潮のおそれがあります。
③屋外での作業は絶対にダメ
暴風や突風にあおられて転倒する危険があります。