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この土日は猛烈な残暑が続く。晴れて南部や日本海側を中心に35度以上の猛暑日の所も。この暑さは台風襲来の前触れ。台風15号は9日未明から昼ごろにかけて東北地方に最接近。台風への備えは8日(日)のうちに。

土日:厳しすぎる残暑

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夏の太平洋高気圧が一時的に強まり、真夏の蒸し暑い空気におおわれています。7日と8日の東北地方は真夏並みの気温で、9月とは思えない暑さが続くでしょう。山形など南部や日本海側を中心に35度以上の猛暑日となる所が出てくる見込みです。暑いのは日中だけにとどまりません。夜も気温は下がりにくく、最低気温が25度以上の熱帯夜となる地域がありそうです。この土日は身体に応える残暑がぶり返します。真夏同様の熱中症対策が必要です。

月曜日:台風15号 急接近

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これだけ暑くなるのは、台風13号と台風15号の影響です。この2つの台風のうち、東北地方で要警戒なのは台風15号です。7日現在、台風15号は小笠原諸島付近を強い勢力で進んでいます。このあとも時速30キロくらい(例:原付バイク並みの速さ)のスピードを維持し、8日の夜から9日にかけて強い勢力のまま東日本に接近、上陸するおそれがあります。東北地方に最も近づくのは9日未明から昼ごろとなりそうです。
まず影響が出ててくるのは波です。福島県の浜通りでは8日の午後になると波の高さが5mと、海は急にシケてくるでしょう。宮城県も含め、波はうねりを伴う予想です。つづいて雨と風です。9日に日付が変わる頃には福島県に台風本体の活発な雨雲がかかってくるでしょう。風も急激に強まりだす予想です。9日午前中は滝のような豪雨が降って大雨となる所がありそうです。傘が役に立たない横殴りの雨となるでしょう。朝の通勤・通学の時間帯と重なるため、交通機関に影響が出るかもしれません。9日(月)の朝は時間に余裕をもって起床し、台風への備えは8日のうちに済ませるようにしましょう。
なお、台風15号の動きはこまめにご確認いただき、常に最新の情報を入手するよう努めましょう。