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強い台風15号は、きょう7日、小笠原諸島へ接近。その後、さらに北上して次第に東日本へ。関東と東海は、比較的穏やかなきょうからあすの午前までに台風対策を。

きょうの全国の天気 晴れる所が多い 小笠原諸島は荒天

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きょう7日(土)は、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。沖縄や九州、四国には南から湿った空気が流れ込みます。小笠原諸島には台風15号が接近するでしょう。
【各地の天気】
沖縄や九州、四国は雲が多く、ときおりザッと雨。局地的には激しく降りそうです。中国地方や近畿、東海、関東、北陸、東北にかけて広く晴れて、厳しい残暑。気温は33度~35度くらいまで上がる所が多く、熱中症対策が欠かせません。午後は太平洋側を中心に所々で雨雲が湧くでしょう。北海道は前線の影響で昼頃まで広く雨が降ります。
【小笠原諸島は雨と風が強まる】
台風15号は、コンパクトな台風。今朝の段階では穏やかでも、近づくと急激に風や雨が強まるおそれがあります。「昼過ぎ」からは、暴風が吹き荒れ、海は大シケとなるでしょう。「夕方」には雨も強まり、局地的には激しく降りそうです。荒れた天気は今夜まで続くでしょう。

台風は次第に東日本へ 関東と東海 備えは早めに 荒天のピークは

あす8日(日)は、北日本と西日本は広く晴れますが、東日本には台風15号の影響が出てきます。
伊豆諸島は、あす「昼前」から、暴風・高波に厳重な警戒が必要です。
関東の広い範囲と東海(静岡県中心)は、午後は雨の所が次第に増えるでしょう。沿岸部では、夕方以降は風も強まってきそうです。そして、荒天のピークとなるのは「あす8日夜~9日早朝」と予想されます(多少、前後する可能性も)。荒れる時間はそれほど長くありませんが、立っているのが大変なほどの暴風が吹き荒れ、道路が一気に冠水するような非常に激しい雨が降るおそれがあります。落雷や突風にも十分な注意が必要です。
屋外にある飛ばされやすい物を固定したり片づけたり、といった作業は、比較的穏やかな『きょう7日~あす8日午前』に済ませてください。停電への備えもしておくと安心です。
なお、その後、台風はさらに北上する見込みです。東北の皆さんも早めの台風対策を心がけてください。「9日朝~昼頃」、南部を中心に荒れた天気となりそうです。