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昨夜から降り続く雨で、東海地方を中心に記録的な大雨となりました。きょう(5日)も東海から九州にかけて局地的な強い雨に注意が必要です。

三重県四日市市 半日で1か月分の9割に迫る降水量

本州付近に停滞する前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、昨夜からけさにかけて、東海地方を中心に大雨となりました。特に、三重県を中心に発達した雨雲が同じ場所にかかり続け、記録的な大雨となった所があります。12時間降水量を見ると、三重県四日市市ではきょう(5日)午前8時10分までに217.5ミリの降水量を観測しました。これは平年の9月1か月に降る降水量の9割に迫るものです。そのほか、三重県いなべ市で184ミリ、桑名市で161.5ミリを観測しています。午前10時30分現在も、三重県内には北部と伊勢志摩には引き続き大雨警報が発表されていて、きょう夕方ごろまで土砂災害に警戒が必要です。

きょう 太平洋側を中心に雨雲がかかる

午前10時30分現在、発達した雨雲が九州南部や四国、東海の一部にかかっています。このあとも局地的にカミナリを伴った非常に激しい雨の降るおそれがあります。急な強い雨や落雷にご注意ください。また、南西諸島では台風13号の影響を受けるため局地的に雨が強まります。暴風や高波、高潮に厳重な警戒が必要です。