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台風13号は今後、発達しながら北上し、4日から5日にかけて石垣島など先島諸島に接近する恐れがあります。そのほかにも南の海上には熱帯低気圧が複数あり、今後、台風になる可能性があります。

台風13号 先島諸島に接近の恐れ

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きょう(2日)午前9時、台風13号が発生。台風13号は今後発達しながら北上する予想です。4日から5日にかけて「強い」勢力で暴風域を伴って沖縄の石垣島など先島諸島に接近する恐れがあります。先島諸島では3日夜からうねりを伴って波が高くなるでしょう。4日から5日は暴風が吹き荒れたり、雨が強まったりと大荒れの天気となる恐れがあります。海上は大シケとなりますので、海岸付近には近づかないようにして下さい。沖縄本島地方でも4日からしけとなるため、うねりを伴った高波に注意が必要です。
その後も台風は北上を続け、予報円の中心を進めば、6日頃は東シナ海を北へ進む予想です。ただ、台風が予報円の東側の進路をとれば、九州も雨や風が強まる恐れがあり、最新の情報に注意が必要です。

台風 次々発生か

台風13号のほかに、まだ台風のたまごともいえる熱帯低気圧が複数あります。南シナ海を進む熱帯低気圧(①②)の一つは今後、台風になる見込みですが、日本への直接的な影響はない見込みです。東にある熱帯低気圧(③)は今後、海面水温が高い領域(28度以上)を進む予想で、台風になる可能性も十分あり、その動向に注意が必要です。
本州付近に太平洋高気圧がしっかりと張り出している場合は台風など熱帯擾乱は列島に近づきにくくなりますが、太平洋高気圧の勢力が後退すると、本州付近に近づきやすくなります。今後、7日頃にかけては太平洋高気圧は東・西日本付近に張り出しますが、8日以降は勢力を後退させる予想で、日本付近に台風の通り道ができやすくなると考えられます。
9月も台風シーズン。台風13号に続いて、台風が次々と発生する可能性もあり、今後も最新の情報に注意が必要です。