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今朝(2日)は、長崎県福江空港で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降りました。

猛烈な雨を観測

きょう(2日)、秋雨前線が大陸から九州の北を通り、中国地方付近に延びています。この前線に向かって、太平洋高気から暖かく湿った空気が流れ込み、九州から東北にかけて大気の状態が不安定になっています。
今朝まで九州北部に活発な雨雲がかかり、長崎県福江空港では1時間に80.5ミリ(6時36分まで)の猛烈な雨が降りました。そのほか、1時間雨量は長崎県五島市で72.0ミリ(6時36分まで)と非常に激しい雨、福岡県太宰府市で47.0ミリ(0時6分まで)、広島県東広島市志和で39.5ミリ(6時57分まで)などと激しい雨が降りました。九州北部や中国地方では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に警戒して下さい。

大気の不安定な状況が続く

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午前11時現在は、朝ほど発達した雨雲はありませんが、九州から北陸、東北の日本海側を中心に雨雲がかかっています。このあとも九州から東北は大気の不安定な状態が続くでしょう。局地的に雨雲やカミナリ雲が発達して、雷を伴った激しい雨の降る恐れがあります。急な激しい雨や落雷、突風に注意が必要です。