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台風10号は日本の南を北上しています。台風10号は超大型で、風速15メートル以上の強風域が九州や四国にかかってきました。徐々に強まる風や雨、また高波にも警戒してください。

沖縄、九州、四国の一部が強風域に

台風10号は、13日午前9時現在、日本の南海上を北西に時速20キロメートルの速度で進んでいます。台風10号は超大型で、風速15メートル以上の強風域が本州をすっぽりと覆ってしまうほどの大きさを持っています。このため、すでに強風域が沖縄や九州、四国の一部にかかっており、本州最南端の潮岬でも午前10時過ぎに17.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。台風の中心が離れていても、強い風に注意が必要です。

徐々に強まる風、雨、高波に警戒

台風10号は、比較的ゆっくりとした速度で西日本に近づきつつあります。このあと強い勢力に発達し、15日ごろには暴風域を伴って西日本にかなり接近し、上陸する恐れがあります。次第に強まる風や、雨に警戒が必要です。また、太平洋沿岸ではすでに波の高い状態となっていますが、台風の接近に伴ってさらに波が高くなる見込みです。海岸にはなるべく近づかないようにしてください。台風の動きが比較的遅く、また強風域の半径が大きいため、影響が長引く恐れがあります。
台風10号の接近・上陸が予想されている期間は、ちょうどお盆休みのUターンラッシュに重なります。交通機関への影響が懸念されるため、最新の台風情報を確認しつつ、早めに対策を講じるようにしましょう。