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きょう(12日)午前、関東南部では千葉県を中心に雨雲がかかっています。台風周辺の湿った空気が流れ込んでいるためです。東京都心でも弱い雨が降り出しているため、これからのお出かけには雨具を持っていきましょう。

台風の湿った空気 関東にも

きょう(12日)午前8時ごろから、関東南部には千葉県を中心に雨雲がかかりはじめ、茂原市では1時間に10mmのやや強い雨も観測されました。雨を降らせている要因は、日本の南海上にある台風10号です。台風10号は関東地方から離れていますが、台風周辺の湿った空気が本州付近に流れ込んでいるため、関東から九州の太平洋側では、所々で雨雲が発生しています。東京都心ではここしばらく降水の少ない状態が続いており、先月28日以来、半月ほど1mm以上の雨が観測されていません。ただ、きょうは久しぶりに傘が必要になるほどの雨が降る可能性もあるので、これからお出かけになる方は雨具を持っていくようにしましょう。また、関東北部でも、午後から山沿いを中心に雨雲が湧く所がありそうです。

雨のおかげで暑さはトーンダウン

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雨が降ることで、気温の上昇が抑えられています。東京都心は午前9時の時点で最高気温が30度に届かず、ここ数日に比べると昇温のペースが緩やかになっています。けさは、そよそよと吹く風に心地よさを感じられた方も多かったのではないでしょうか。予想最高気温は、東京都心で33度、横浜で32度と、きのうまでの猛烈な暑さに達する地点は少ない見込みです。
ただ、日が差せば気温はグンと上がります。熱中症の危険性が高いことには変わりありませんので、体温が上がりきる前に冷房の良く効いた部屋で涼むようにするなど、十分な熱中症対策をとってください。