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暦の上では秋になりましたが、厳しい残暑が続きそうです。またお盆の時期は台風10号の動きにご注意ください。

この先の傾向

7月中旬頃までは関東や東北の太平洋側を中心に平年より気温の低い日が多かったものの、7月25日頃からは西日本と東日本では、太平洋高気圧に覆われて晴れた日が多くなり、それまでとは一転、うだるような暑さが連日のように続いています。来週は、台風10号や湿った空気の影響を受けやすいため、これまでよりも曇りや雨の日がありますが、その後は全国的に晴れる日が多くなりそうです。最高気温はまだ35度を超える所もありますので、熱中症には引き続き警戒してください。

1週目【8月10日~16日】

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10日からの3連休と合わせてお盆休みに入る方も多いことでしょう。ただこのお盆休みの期間は、西日本と東日本の太平洋側では台風10号の影響がありそうです。まだ予報円が大きく、今後の進路には幅がありますが、台風の進路次第では天気が大きく変わりそうです。沿岸部では波が高くなり、11日頃から大しけとなりますので、海のレジャーは控えた方が良いでしょう。今後の台風10号の動きに注意が必要です。一方、西日本と東日本の日本海側では平年と同じく晴れの日が多くなりそうです。立秋を過ぎても真夏のような猛烈な暑さが続くでしょう。北日本は低気圧や湿った空気の影響を受けやすいため、曇りや雨の日が多く、厳しい暑さは収まりそうです。

2週目【8月17日~23日】

前回の1か月予報では、この期間は全国的に気温は「平年並みか高い」予想でしたが、今回の予報では、全国的に「平年より気温が高い」傾向に変わりました。北日本、東日本、西日本は高気圧に覆われやすく、平年よりも晴れる日が多くなりそうです。沖縄や奄美は平年と同様に晴れる日が多いでしょう。8月23日は二十四節気の「処暑」。次第に夏の暑さがおさまり、秋の気配も感じられる頃ですが、真夏のような強い日差しが照り付けて、厳しい残暑が続きそうです。北海道も再び暑さが戻るでしょう。

3~4週目【8月24日~9月6日】

全国的に高気圧に覆われやすく、平年よりも晴れる日が多くなりそうです。気温も全国的に平年より高く、残暑の厳しい日が多いでしょう。本格的な秋の訪れはまだ先になりそうです。ただ、9月は8月に次いで台風の発生や日本への接近・上陸する数が多くなっています。また過去には日本付近を通り大きな災害をもたらす台風が数多くあります。台風の情報にもご注意ください。