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向こう一週間の九州は、最高気温が37度前後と、体温を超えるような猛烈な暑さの日が現れます。熱中症などに対して危険な暑さとなります。

きょうも体温を超える暑さ

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きょうの九州は太平洋高気圧に覆われて、気温がぐんぐんと上がりました。最高気温が35度以上の猛暑日となったのは(午後3時まで)、アメダスの観測地点で「22地点」に上りました。
また、九州で最も気温が上がったのは、福岡県久留米市や大分県日田市で、36.9度。人間の体温を超える暑さとなり、何もしていなくても汗が出るような猛烈な暑さとなりました。

あす以降は本市や佐賀市、内陸部などで37度を超える

向こう一週間は、高気圧が本州付近で勢力を強めます。
九州は、これまでも厳しい暑さとなりましたが、九州北部を中心に湿った空気が流れ込みやすく、やや雲が発生しやすい気象条件でした。
8月に入り、向こう一週間は、特に今週末を中心に安定した晴れの天気が続き、雲や雨雲の発生も少なくなります。これまで以上に気温が上がりやすい気象条件です。
また、今後は東よりの風が吹きやすいため、フェーン現象の影響が大きくなる内陸部や、東シナ海側の地域では、最高気温が37度から38度と体温を上まわる暑さとなります。

8月上旬は一年で最も暑い時期・熱中症対策を万全に

平年の最高気温では、8月上旬が一年で最も気温が高くなる時期です。
今シーズンも、向こう一週間が猛烈な暑さのピークになる可能性があります。
猛烈な暑さの中では、屋外での激しい運動や活動は控えるようにすると良いでしょう。
また、日ごろから冷房の効いた室内にいることが多く猛烈な暑さに慣れていない方は、急に猛烈な暑さの中で長時間活動をすることは危険です。人間は、暑さに慣れるまでに数日の期間がかかるといわれています。短い時間から少しずつ暑さに慣れていき、体調が優れないと感じた際は、無理をせずにしっかり休息を取ることも大事です。
もちろん、こまめな休憩や水分補給を十分に心がけましょう。
夜間でも気温が下がらず、暑さが続きますので、寝る前のコップ一杯の水分補給など、一日を通して熱中症などの健康管理に注意・警戒が必要です。