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日本の南にある熱帯低気圧は、台風に発達する予想です。土曜~日曜頃は、関東甲信や東海など東日本の太平洋側に接近し、大雨など荒れた天気になる恐れがでてきました。風も強まり、交通機関に乱れがでることも考えられるため、週末のレジャーは最新の台風情報を確認して下さい。

「台風のたまご」から「台風6号」へ

日本の南で雲がまとまっていますが、これが「台風のたまご」と呼ばれる「熱帯低気圧」の雲です。この熱帯低気圧は、今後24時間以内に「台風6号」に発達する見込みです。台風に発達した後は、進路を次第に東よりに変えて、土曜から日曜頃にかけて、関東甲信や東海など東日本の太平洋側に接近する恐れがあります。

今回の台風 特徴は?

今回、熱帯低気圧から変わる台風の「特徴」は、比較的、日本の近くで台風に発達するということ。日本の近くでも、海面水温が高いと、台風に発達することは珍しくはありませんが、急に「台風」というワードを聞いて、驚かれている方もいらっしゃるかと思います。日本に近い所で台風に発達すると、日本に接近してくる時間が「短い」ので、油断は禁物です。

金曜の注意点は?

この熱帯低気圧から変わる台風の影響で、金曜は、伊豆諸島で風が強まり、海はうねりを伴ってしけるでしょう。強風や高波に注意が必要です。伊豆諸島で金曜に予想される最大瞬間風速は、25メートルです。これは風に向かって歩けなくなったり、転倒する人もでるくらいです。飛ばされやすいものは、早めに片づけておいて下さい。
関東甲信や東海も、金曜の夜は雨が降り出すでしょう。神奈川県や千葉県など、関東南部の沿岸部では、夜遅くなると、カミナリを伴って、バケツをひっくり返したくらいの雨の降る所がありそうです。7月最後の金曜の夜ですが、お帰りが遅くなればなるほど、雨が強まる可能性がありますので、雨の降り方に、お気をつけ下さい。

土日の注意点は? 交通機関に乱れがでる恐れも

土曜から日曜は、いよいよ台風本体が、関東甲信や東海など東日本の太平洋側に接近する恐れがあります。東日本の太平洋側を中心に、大気の状態が非常に不安定になり、大雨となる所もあるでしょう。さらに、今回は沿岸部を中心に風も強まるので、沿岸部を走る電車や高速道路など、交通機関に影響がでる可能性もあります。また、東日本の太平洋側でもうねりをともなって波が高くなり、しけるので、海のレジャーは危険度が増すでしょう。大雨や強風、高波に、十分ご注意下さい。
夏休みに入って初めての土日で、花火大会などイベントやレジャーを予定している方も大勢いらっしゃるかと思います。最新の台風情報を確認して、無理のないよう、お過ごし下さい。