メイン画像
メイン画像

22日(月)は、広く曇りや雨。雨は雷を伴って、強く降ることも。九州や四国、近畿から関東では、傘をさしていても濡れてしまうくらいの雨が降る所も。急な強い雨に注意。

本州付近に暖かく湿った空気が流れ込む

画像A
画像A

台風5号から変わった温帯低気圧は、日本海から沿海州へと進む見込みです。太平洋高気圧の縁を回って、低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。九州では大気の状態が非常に不安定になっています。四国、中国地方から関東も、午後を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。

九州・四国・中国地方 引き続き土砂災害に警戒

画像B
画像B

沖縄は、晴れ間が出る見込みです。昼過ぎから夕方は、にわか雨の所があるでしょう。
九州南部は、断続的に雨が降る見込みです。所々で雷が鳴り、宮崎の山沿いでは、午前中はバケツをひっくり返したような雨が降る所があるでしょう。
九州北部は、雨雲がかかり続けることはありませんが、昼前にかけて局地的に激しい雨が降る見込みです。予想される1時間雨量は、多い所で、本50ミリ、福岡40ミリ、山口、佐賀、大分30ミリ、長崎20ミリです。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。また、18日からの総雨量は佐賀県鳥栖市や大分県佐伯市宇目、長崎県対馬市厳原で400ミリを超えるなど、既に大雨になっており、地盤の緩んでいる所があります。夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒して下さい。
四国にも発達した雨雲がかかるでしょう。夕方にかけて、局地的に雷を伴って、多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。高知県では17日の降り始めからの総雨量は300ミリを超えている所があり、本山町では600ミリを超えています。また、徳島県海陽町では200ミリを超えています。昼前にかけて土砂災害に警戒して下さい。
中国地方は、所々で雨や雷雨があるでしょう。17日の降り始めからの総雨量は、広島県安芸太田町の内黒山で300ミリを超えるなど、大雨になっています。今後少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。山陽では夕方にかけて警戒、山陰では夜遅くにかけて注意して下さい。

近畿~北海道 曇りや雨

近畿や東海は、雨が降ったりやんだりでしょう。近畿は午前を中心に、東海や夜にかけて、所々で雷が鳴り、傘を差してもぬれてしまうくらいの雨が降る見込みです。
北陸も雨が降りやすいでしょう。新潟では午後は局地的に雷が鳴り、雨が強く降る見込みです。
関東は、雲が多いでしょう。北部を中心に雨が降り、午後は雨脚が強まる見込みです。道路が川のようになることがあるでしょう。南部でも午後はにわか雨や雷雨がある見込みです。
東北は、雲が広がるでしょう。雨が降る時間帯がある見込みです。
北海道は、日が差す所が多いでしょう。夕方以降は日本海側で雨や雷雨の所がある見込みです。次第に南風が強まるでしょう。

きょうの予想気温

画像D
画像D

沖縄の日中の気温は、33度くらいまで上がる予想です。きのう(21日)と同じくらいでしょう。九州から近畿、北陸の最高気温は、30度前後の所が多い見込みです。夜になっても気温は25度前後までしか下がらない所があるでしょう。東海や関東は26度から28度くらいの所が多い見込みです。湿度が高く蒸し暑いでしょう。水分をこまめにとるなど、熱中症対策を。
東北や北海道の日本海側は、25度くらいの所が多く、太平洋側は22度くらいの所が多いでしょう。北海道の内陸では30度くらいまで上がる所がある予想です。