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21日(日)にかけて、九州や中国、四国は局地的に非常に激しい雨が降り、大雨の恐れ。24日(水)頃からは広く日差しが届き、続々と梅雨明けか。夏空とともに厳しい暑さとなりそうです。

日曜まで大雨警戒

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20日(土)は台風5号の湿った空気と太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気がぶつかり、長崎県の五島や対馬市ではこれまでに経験のないような記録的な大雨となりました。12時間雨量は長崎県新上五島町は344.5ミリ(午前10時00分まで)と7月の1位。小値賀空港は322.5ミリ(午前11時30分)と観測史上1位の値となりました。五島や対馬市の大雨のピークは越えましたが、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。引き続き、土砂災害に警戒が必要です。
20日(土)の夜から21日(日)の昼過ぎにかけては九州や中国、四国に活発な雨雲がかかるでしょう。局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。非常に激しい雨とは滝のような雨で、道路が一気に川のようになってしまうこともあります。土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に警戒して下さい。

来週 広く日差し 今年一番の暑さも

23日(火)頃からは九州や四国、24日(水)頃からは近畿から関東でも晴れる日が多くなるでしょう。西日本を中心にこのタイミングで梅雨明けとなる所が多そうです。強い日差しが照りつけて、厳しい暑さとなるでしょう。最高気温は福岡市や大阪市、名古屋市、東京都心で33度くらいまで上がる見込みです。大阪市や東京都心などでは今年一番の暑さとなりそうです。関東では7月はこれまで涼しい日が多くなっていましたが、来週は連日のように真夏日となるでしょう。例年、急に暑くなる日は熱中症にかかる方が急増します。暑さで体調を崩さないよう、こまめな水分補給を心がけて下さい。室内では適切に冷房を使いましょう。