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台風5号周辺の湿った空気が流れ込み、沖縄や九州から本州は広く大雨の恐れ。九州を中心に記録的な大雨の可能性もあります。

沖縄は荒天

大型の台風5号は東シナ海を北上しています。沖縄は海上を中心に風が非常に強く、うねりを伴って大しけとなっています。20日(土)にかけて高波に警戒が必要です。また、20日にかけて台風周辺の湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定です。カミナリを伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあり、警戒が必要です。

九州~本州も大雨の恐れ

本州付近に梅雨前線が延び、梅雨前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいます。18日(木)は九州から東海にかけて所々で活発な雨雲がかかっています。高知県黒潮町佐賀では1時間に89.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上1位の大雨となりました。
九州から北陸にかけては20日(土)頃にかけて活発な雨雲がかかるでしょう。上の表は予想雨量です。2日間の総雨量が広く200ミリを超すような大雨となる恐れがあります。すでに18日の日中も雨量が増えているのに加えて、さらに大量の雨が降るため、九州を中心に降り始めからの雨量が500ミリを超すような大雨となる恐れがあります。平年の7月ひと月の約2倍の大雨となる可能性があり、土砂災害や河川の増水、氾濫に警戒が必要です。自治体から出される避難情報にも注意して下さい。