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台風5号は18日(木)、沖縄の南を北上中。今後どのように進むのでしょうか。また梅雨明けへの影響は。

台風の今後の動きは

台風5号はきょう18日(木)、先島諸島(宮古島や石垣島など)を直撃して、あす19日(金)から20日(土)にかけて東シナ海をゆっくり北上する見込みです。その後、来週22日(月)には日本海に進み、23日(火)には熱帯低気圧に変わるでしょう。台風が九州や四国、本州へ直撃する可能性は低いですが、日本付近には台風周辺からの暖かく湿った空気の流れ込みが続き、特に19日(金)から20日(土)にかけて、沖縄や西日本では大雨になりそうです。

この先1週間の天気は

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台風の北上に伴って、前線も押し上げられて北上するでしょう。前線が停滞して、東日本や北日本では曇りや雨のすっきりしない天気が24日(水)頃まで続きそうです。局地的に雨が強まる日もあるでしょう。台風が熱帯低気圧に変わっても風の影響が来週にかけて続きそうです。一方、太平洋高気圧は西日本に張り出し、西日本では来週22日(月)頃から晴れマークが続きますが、高気圧の縁を沿って湿った空気が流れ込みやすくなり、すっきりと晴れることはなさそうです。

梅雨明けはどうなる

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台風5号が接近することで梅雨明けにも影響が出てきそうです。昨年は関東甲信の梅雨明けは記録的に早く、6月29日頃でした。また九州から近畿、北陸は7月9日頃、東北南部は7月14日頃、東北北部は7月19日頃に梅雨明けするなど、いずれも平年より早くなりました。しかし、梅雨明けの平年が既に過ぎている九州南部をはじめ、九州北部から関東甲信も週末までに梅雨明けする見込みはなさそうです。今年は平年より遅い梅雨明けとなるでしょう。