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けさ(17日)、富士山の山頂では冷え込みが強まって、気温が0度を下回りました。7月とはいえ、登山の際は十分な防寒具が必要です。

富士山頂 7月なのに「冬日」

17日、本州付近の上空には、一時的に寒気が流れ込んでいます。この影響で、けさの富士山は冷え込みが強まりました。5時すぎには気温が-0.1度まで下がり、7月なのに「冬日」となっています。

富士山では7月の氷点下は珍しくない

実は、富士山の山頂では、7月に気温が氷点下まで下がることは、珍しいことではありません。最近10年間のデータで見てみても、ほとんどの年で7月に最低気温が氷点下を観測する日があり、今年もすでに、7月1日の-0.3度に続いて2回目です。また、標高の高い富士山の山頂では、上空に寒気が入ると冷え込みが強まることがよくあります。もうすぐ夏休みを迎える学校が多く、富士登山を計画されている方も大勢いらっしゃると思いますが、登山の際は、必ず十分な防寒具を準備するように心がけましょう。