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週中頃からの予報は大変難しく、今後、大きく変わるかもしれません。熱帯低気圧がフィリピンの東にあり、この先、日本へ影響を及ぼす可能性があるためです。

あすの天気 九州~北陸・東海 大気の状態が不安定

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16日(火)は、上空に寒気を伴った気圧の谷が、夜にかけて本州付近を通過する見込みです。九州から北陸、東海では、午後を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。梅雨前線は、日本の南に停滞する見込みです。
沖縄は、夏の高気圧に覆われて、晴れの一日でしょう。九州、四国、中国地方は、雲が多いながらも、日の差す所がある見込みです。昼頃から夜のはじめ頃は、所々で急に雷が鳴り、強い雨が降るでしょう。九州南部では、バケツをひっくり返したような雨が降る所がある見込みです。
近畿や北陸は、雲が多いでしょう。午後を中心に雨や雷雨の所がある見込みです。
東海では、上空の気圧の谷の通過で、朝から雨が降る所があるでしょう。雨脚が強まることがある見込みです。雨は一旦止んでも、午後も局地的に急な激しい雨や雷雨があるでしょう。
関東は、雲に覆われてすっきりしない空模様が続きます。夕方以降は雨が降るでしょう。東北や北海道も雲が広がる見込みです。朝晩を中心に雨雲がかかる所があるでしょう。雨は、強く降ることはない見込みです。
沖縄や九州、四国、中国地方から東北の日本海側は、日中の気温は28度から30度くらいまで上がる所が多いでしょう。暑さが続きます。熱中症など、体調管理にお気をつけ下さい。東海や関東から北海道は、25度くらいまで上がる所がありますが、厳しい暑さはない見込みです。
熱帯低気圧は、フィリピンの東に進むと予想されます。

あさって以降の天気 梅雨前線や熱帯低気圧の動向に注意

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熱帯低気圧は、北上する予想です。熱帯低気圧の動向によっては、19日(金)頃、沖縄や奄美で大しけになる恐れがあります。
今後、熱帯低気圧は発達して台風になるかは、まだわかりませんが、本州付近へも影響が出る可能性があります。
17日(水)以降は、熱帯低気圧は北上すると予想され、太平洋高気圧が北へ張り出すことが考えられます。このような場合、梅雨前線は、次第に北上するでしょう。日本海まで北上し、九州や四国、本州で、晴れ間がでるかもしれません。

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昨年2018年7月9日、台風が日本の南を進んだとき、太平洋高気圧が日本付近へ張り出し、梅雨前線は北日本付近まで北上しました。広く晴れ間がでて、九州南部、九州北部、四国、中国、近畿、東海、北陸で、梅雨明けとなりました。この先一週間は、太平洋高気圧の北への張り出しの予想は、まだ不確定です。太平洋高気圧は張り出しても一時的で、梅雨前線が日本付近にしばらく停滞することも考えられます。このような場合は、前線に向かって、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になるでしょう。広く雨が降り、雨の量が多くなる可能性があります。

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今月7月3日、九州を中心に大雨となったとき、1日頃から梅雨前線に向かって熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいました。気温の予想にも幅があります。晴れれば、急に暑くなる所があるでしょう。ただ、九州から東海では、週末は曇りや雨でも高めの傾向です。
今後、週間予報はこまめにチェックすることをお勧めします。