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関東は、あすは沿岸部でバケツをひっくり返したような雨の恐れ。「海の日」までの予報が出ましたが、「七夕」も雲が多く、来週も梅雨空に。来週後半は、東京都心でも気温が30度くらいまで上がるので、蒸し暑さにも注意が必要です。

東京都心 連日「日照時間3時間未満」

梅雨空が続いている関東甲信地方。東京都心では6月26日に、日照時間11.8時間を観測して以来、きのう(4日)まで、8日間連続して「日照時間3時間未満」でした。きょう(5日)も、日差しがほとんどなく、「日照時間が少ない日」が継続しそうです。去年の関東甲信地方は、1951年の統計開始以来、最も早い、6月29日ごろに梅雨明けを迎え、去年の6月終わり~7月初めは、連日、日差しが暑かったので、今年は去年とのギャップが大きくなっています。

「雨のピーク」は あす未明~明け方

そして、今夜(5日夜)は、また関東南部を中心に、広い範囲で雨が降りそうです。金曜日の夜でお帰りの遅い方もいらっしゃるかと思いますが、関東南部では、お帰りが遅くなればなるほど、傘が必要でしょう。雨を降らせる低気圧は、関東の南岸を進むので、雨が強まるのは、千葉県など関東南部の沿岸部になりそうです。
千葉県では、あす(6日)昼前にかけて、大気の状態が非常に不安定になり、局地的にカミナリを伴って、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る恐れがあります。これは、バケツをひっくり返したような雨で、道路が川のようになるくらいです。土砂災害に警戒・注意し、低い土地の浸水や川の増水、落雷や竜巻などの突風、ひょうに注意が必要です。
関東沿岸部の雨のピークは「あす(6日)未明~明け方」で、ちょうどお休みになっている時間帯ですが、寝ている方の半分くらいは雨に気がつくくらいでしょう。あす(6日)の昼頃には、関東の雨は次第に止んできますが、梅雨らしく、どんよりした天気が続きそうです。

外干しのチャンスは? 来週は蒸し暑さがレベルアップ

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この先は「いつ晴れるのか」気になる方も大勢いらっしゃるかと思います。15日「海の日」までの10日間予報が発表されましたが、東京都心では、曇りや雨の日が多いでしょう。7日「七夕」もすっきりしない空模様ですが、夜は晴れてくる可能性もでてきました。来週も、ぐずついた天気ですので、お洗濯は部屋干しや乾燥機を使うか、傘マークのない日を選びながら、計画的に行って下さい。
そして、来週末は、蒸し暑さがレベルアップするでしょう。東京都心では、最高気温が30度近い日が多くなりそうです。気温だけでなく、湿度も高いので、体にこたえる暑さでしょう。雨の降り方に気を付けるだけでなく、体調管理や食品の管理にも、十分お気を付け下さい。