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3日は、梅雨前線の活動が一段と活発になり、九州付近をやや北上する見込みです。九州の広い範囲で雨が降り、局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。本県や九州南部は、28日からの総雨量がすでに300ミリから、多い所は800ミリに達している所があり、土砂災害や浸水、河川の氾濫などの災害の危険性が一段と高まります。3日は一層、雨の降り方に厳重に警戒して下さい。

3日 梅雨前線の活動再び強まる

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3日は、梅雨前線が活動を強めながら、九州付近をやや北上する見込みです。前線に向かって高温多湿な空気が入り、前線の南側で発達した雨雲が発生し、九州へ次々と流れ込むでしょう。前線の動きが遅いため、同じような場所に長時間非常に激しい雨を降らせるおそれがあります。
4日朝までの予想雨量は、九州北部や九州南部の多い所で500ミリの見込みです。

これまでの雨量800ミリ超も 災害の危険高い

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6月28日以降、梅雨前線が九州付近にほとんど停滞し、九州は強弱を繰り返しながら雨が降り続いています。
28日からの2日午後2時までの総雨量は、宮崎県えびの市809.0ミリ、宮崎県日南市深瀬525.0ミリ、鹿児島県薩摩川内市の八重山609.5ミリ、鹿児島県日置市551.0ミリ、熊本県湯前町の横谷448.5ミリなど、特に熊本県や九州南部を中心にかなり雨量が多くなっています。ここ数日間で、平年7月の1か月分を上回る雨量が降っている所があり、すでにいつ災害が起こってもおかしくない状況です。
あす3日の大雨で、土砂災害や浸水、河川の氾濫などの災害の危険性が一段と高まります。
今後の最新の気象情報や自冶体から出される情報をこまめに確認し、崖や山、川の近くにお住まいの方は早めに安全な場所に避難するなど大雨に備えをしておきましょう。