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今日(29日)の北海道付近は、広く雲に覆われ、道北など一部で雨の降った所がありました。日中の気温もあまり上がっておらず、15時までに道内で最も高かった所は佐呂間で23度2分、低かったのは浜中町榊町で11度6分でした。札幌も19度1分までしか上がらず、最高気温が20度を下回ったのは12日ぶりでした。
数日前には十勝地方やオホーツク海側で30度以上の真夏日となった所もあったため、道内ではここ数日の気温の差が大きくなっています。今後も体調管理などに注意が必要です。

各地の気温変化

25日からの札幌や旭川、帯広、網走の気温の変化を見ると、札幌や旭川、帯広は25日から27日は25度以上の夏日となった日が多く、帯広は26日、27日ともに真夏日となりました。しかし、昨日(28日)と今日は20度前後となり、たった2日で一気に10度くらいも気温が下がりました。
一方、網走は26日に27度7分と真夏並みの気温となりましたが、その他は20度以下が続き、昨日は5月上旬並みまでしかあがりませんでした。昨日からは各地とも日照時間が少なく、湿度がやや高くなったため、カラッとした暑さからジメっとした空気に変わり、吹く風の質も変わったと感じられた方も多かったかもしれません。

今後の天気、気温は?

明日(30日)からの北海道付近も今日と同様、天気はすっきりとせず、湿った空気が流れ込みやすい状況が続くことになりそうです。明日は広く雲に覆われ、南西部を中心に雨の降る所が多いでしょう。外出には傘が手放せない一日となる見込みです。
7月に入ってからも雲が広がりやすく、長時間の日差しを期待できる日は少ない見込みです。北海道も梅雨空のような天気が続くことになるでしょう。
最高気温は7月2日ごろにかけては20度から25度くらいの見込みです。昨日や今日よりは気温の上がる所が多く、ほぼ平年並みに戻るでしょう。その後はさらに気温が上がり、内陸を中心に夏日となる所が多くなります。再び暑くなるため、引き続き体調管理には注意してお過ごし下さい。