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関東を中心とした、台風3号による雨や風のピークは越えました。ただ、九州から関東は、まだ大気の状態が不安定で、非常に激しい雨を観測している所も。台風が去っても、急な雨や雷雨に注意が必要です。

台風3号 総雨量200ミリ以上 風も強まった

台風3号は、午前6時現在、千葉県館山市の南南西を東北東へ進んでいます。この台風の影響で、徳島県や高知県では、降り始めからの雨量が200ミリを超えました。また、沿岸部では風も強まり、東京都三宅島の坪田では、4時45分に最大瞬間風速25.2m/sを観測しました。

台風が去っても 九州など雨雲発達中

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7時半現在、台風3号による活発な雨雲は、関東の東へ遠ざかっています。関東を中心とした雨や風のピークは、峠を越えました。7時45分現在、都心からは、傘雲がかかった富士山も見えています。
ただ、台風が運んできた「暖かく湿った空気」の影響で、九州から東北にかけて、広い範囲で大気の不安定な状態となっています。あちらこちらで雨雲が発達していて、鹿児島県日置市では、7時10分までの1時間に60.0ミリの非常に激しい雨を観測しました。

九州から関東 まだバケツをひっくり返したような雨も

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九州から関東では、日中も大気の状態が不安定でしょう。あちらこちらで雨雲やカミナリ雲が発達しそうです。局地的には、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、道路が川のようになる恐れもあります。落雷や突風、急な強い雨に、十分お気をつけ下さい。